私のアンガーマネジメント
お久しぶりです。誰も見てないと思うけど更新します。
俺の上司(係長)が本当にマジでクソゴミクズで、毎日100回くらいこいつを殺してやろうかと思う日々を過ごしていた。
とにかくこいつが何もできない
•管理職なのに調整能力皆無
(他の係からの連絡を部下に伝え忘れる。
うちの係で何か事業をする時に他の係に対して全く連絡調整しない。(そもそもその発想がない
•実務もまるでダメ
(職員名簿を作ったら去年異動したはずの職員が何人も入っていた
•常識がない
(俺とこいつ2人しか係で出勤していない日に、普通に当日申請で午後休を取って帰ったりする)
•業務の目的を理解せず表面的な作業に終始している(確認と修正が必要な作業があったのに確認だけして修正してなかった
•主体性がない
(いつも「これ俺の仕事かなぁ」みたいな独り言言ってる。殺すぞ
•なにかトラブルがあると固まって動けなくなる。
•それでボーナスは100万円を超えている。
本当に殺意しか湧かない。
なんども「こういう時はこういうことをしないといけないんですよ。ちゃんとやってください」というお願いを俺が半ギレでしている。
こいつのせいで本当にストレスが溜まっていて最近本当に精神がクソやばかった
このままだとマジで家庭内にも影響が出ると思ったので、怒りをコントロールするために色々考えた。
それで思いついた方法が意外と自分に合っていたので、ここに残しておこうと思う。
まず俺は怒りの要素を分解してみた。
その結果、怒りは
①相手が「こうあるべき」という姿(以後「理想像」と呼ぶ)から逸脱してムカつく
②実害を被ってムカつく
と2つの要素に起因して起こることが多いと感じた。
そして怒りを鎮める対処法は、感じている怒りを①と②の要素に分解して、①を無視して②についてだけ怒れば良い、という考え方を取ることだ。後述するが①について怒っても全く無益で、精神をすり減らすだけになるのだ。逆に②が多いのであれば正当な怒りなのでキレて良い。
たとえば上記のクソ上司(以下、「チンパンジー」と呼ぶ)が、「俺が引き継ぎ書を作って置いて育休を取ったのに、復帰してみたら業務をいくつか漏らして3ヶ月経過していた」(実話)というエピソードを考えてみよう。
当然当時俺はブチギレて、チンパンジーに全部怠っていた業務をやらせた。
ここでの怒りは
①について
「係長レベルの人間であれば、当然引き継ぎ書に書いてあることは完遂できてあたりまえ」という
(オメー係長なのに何やってるんだよ殺すぞ、みたいな怒り
②については
チンパンジーが漏らしていた仕事を自分で全部やったので、特に生じていない。
どうだろうか?
自分が被害を受けていないのに、めっちゃ怒っていて不毛ではないだろうか。
逆にこれでチンパンジーが漏らした業務を全部自分がやることになって残業をさせられた、ということであれば②の実害を被っているのでキレることは正当だろう。
先述したチンパンジーのむかつくところリストの中で「それでいてボーナスが100万」というところも、俺に対してはなんの被害もないのに「この業務量で100万円ももらうべきではない」という①のあるべき理想像から逸脱している姿にムカついていることが伺える
このように意外と自分が被害を受けていないのに、理想像から相手がずれていて怒っているというケースは意外と多いのではないだろうか?
例が1つだとピンとこないかもしれないのでいくつか他に例を挙げておこう
例1.自転車で車道を走っていたら、こっちの車線にむこうから自転車が突っ込んできた
①理想からの逸脱
自転車は左側通行でこっちがルールを守っているのだから、向こうは不当なことをしている。許せねぇ。向かうが道を譲れや
②実害
向こうの自転車が通れるようにちょっとどいてあげた
例2.ホームで電車を待つ列に並んでいたら横入りされた
①理想からの逸脱
先に来て並んでいる人から先に電車にはいるべき。こいつは不当なことをしている。許せない
②実害
1人分順番が後ろになる
例3.疲れて帰って来たら、子供の世話をさせられた
①理想からの逸脱
俺は疲れてるのだから、おれは子供の世話は免除されるべき。なぜ俺がやらないといけないのか
②実害
数分子供の世話をして疲れた
どうだろうか。
意外と実害を考えてみると少ないのではないだろうか。
この考え方を実践してから割と精神が安定するようになったので、皆様も暇ならぜひ試してみてください。
ただ、意外と考え方を変えるっていうのは難しくて、頭ではわかっていてもなかなか考えを切り替えられないものだ。
俺もこういう考え方をしようと思ってから実際にできるようになるまでに1週間くらいかかったので、気長にやってみてください